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社員ブログ

背が高いのは有利?

最近よくバレーボールを見ています、
バレーボールって身長や打点が数センチ高くなることは、
勝敗を分ける絶大なアドバンテージになりますよね (バスケットもそう)

「それなら、厚底のシューズを履いて背を高くすればルール的に有利なのではないか?」
いやいや厚底なんてあぶないだろって意見もありますが、
一方で知り合いに、日常的に15cm近い厚底で生活していて、
厚底靴以外は気持ち悪いくらい身体の一部になっている方がいます…

今回は、スポーツ工学と競技規則の視点から、この疑問を調べてみました
 1. 「背が高くなること」がもたらす圧倒的なメリット
   バレーボール:
    ネット上の攻防(スパイク・ブロック)における最高到達点が上がり、
    得点力も阻止率も跳ね上がるのでは?
   バスケットボール:
    リングとの距離が実質的に縮まり、シュートのリリースポイントが高くなる。
    リバウンド争いでも絶対的な優位に立てるのでは?

   もし合法的に「身長を盛る」ことができるなら、
   プレイヤーにとって強力な武器になりそうでは?と思います
 
 2. 実際に「15cmの厚底」でプレイできるのか?
  人間の適応力は凄まじく、日頃から15cmの厚底で生活していれば、
  バランス感覚(固有受容感覚)や筋肉の使い方はその状態に最適化されるようです
  本人の感覚としては「厚底じゃないと逆に転ぶ」という状態もあり得るようですね
  しかし、スポーツ科学の観点では大きな問題があるようです

  競技中、激しい跳躍や着地、急な方向転換が繰り返される
  跳躍の着地で体重の何倍もの負荷が靴にかかったとき、
  15cmの高さがあるソールは構造的に耐えきれず、
  横方向へグキッと折れたり転倒したりする危険性が跳ね上がるそうです
  また、足の先端に重い塊がつくことで、
  スイングウェイト(振り子の重さ)が増し、素早いステップワークやダッシュの
  初速が著しく損なわれるとのこと

 3.  ルールでは?
  ここで疑問が浮かびます。
  ルールでは? ってところですが、ルール上は定量的な明確な規定はないそうです
  あるのは以下のような抽象的な規定だけ
   「不当な優位性を与えないこと」
   「他の競技者の安全を脅かさないこと」
   「通常のスポーツシューズの範疇であること」

  え?そうなの?って感じですし、
  明確な数値の規定がない以上、審判や専門家の主観によって判断が分かれるのではないか?
  とも思います。
  まぁ現実的には「安全上のリスクや他の選手への加害性が大きすぎるため、
  違反として使用を認めるわけにいかない」ってなるっぽいですね


今回、スポーツシューズの疑問に関する話題でしたが
テクノロジーの飛躍的発展と運動生理学・解剖学における人体の知見深化が、
現代スポーツ用品にも進化をもたらしていることもあります。
従来の競技ルールとの間に新たな矛盾や調整課題が生じており、
用具の進化速度とガバナンス(規制)の妥当性をいかに同期させるかも、
今後のスポーツ界における構造的課題となっているってのもあるようですね