スイカについて
私は夏は暑くて苦手ですが、
夏の名物で、数少ない好きなモノがスイカです。
なんとなくの思い出だと「昔は高級フルーツで食べさせてもらえなかった」って
印象もありますが、自分で買うようになると、そんなこともないかな…って気もする。
調べてみると、実質価格は数十前とはそんなに変化がないようです。
どうやら「売り方」自体の違いがあるようですね。
① 「1玉売り」しかなかったプレッシャー
昔は基本的に「丸ごと1玉」で買うのが当たり前。
ハズレ(甘くない、傷んでいるなど)を引いたときの
金銭的・精神的ダメージが大きく、故に
「慎重に選ぶ贅沢品」のイメージが定着。
② 「カット売り」と「小玉」の登場
現在は、スーパーに行けば1/4カットや、
一人暮らし向けの小玉スイカが数百円でゴロゴロと並んでいます。
小分けや、品種改良で小玉ができ、食べ切れる分だけ買えるようになったため、
心理的なハードルが圧倒的に下がったのが、昔と今の最大の違い。
③ 流通と栽培技術の進化
全国の産地リレーや物流・温度管理(コールドチェーン)が発達したことで、
傷みによるロスが減り、価格の安定化もあるようです。
つまり、昔は大きな塊でドカンと買う特別なごちそうだったのが、
今はバラエティ豊かに少量から買える身近な果物になった
というのが、価格や印象のギャップの正体でした。
あの頃のちょっと特別だったスイカの思い出を懐かしみつつ、
手軽になったカットスイカや、新しい品種のスイカを思いきり
楽しんでいきます。
ついでに、スイカにまつわる思わず誰かに話したくなるような雑学をご紹介
1.実は「野菜」の仲間
農林水産省の定義では、メロンやイチゴなどと同様に「果実的野菜(野菜)」に分類されます。
地面を這って育つ草本類の実なので、植物学や農業の分野では野菜として扱われています。
2.スイカを「叩いて音を聞く」のは科学的根拠がある
店頭でスイカをポンポンと叩いて選ぶあの仕草。
実は、熟し具合によって内部の密度や水分バランスが変わり、
響く音が変わるため理にかなっているらしいです。
未熟だと高い「カンカン」という音、熟しすぎると「ボフボフ」とした鈍い音がしますが
店頭であまり商品に触るのは迷惑なので、お店でやるのは控えた方がいいですね。
3.世界には「種を食べる」文化もある
日本では種はプッと出すのが一般的ですが、
中国などではスイカの種専用の品種を育て、
塩炒めやスパイスで味付けした「おつまみスナック」として
日常的に楽しまれています。
私は種も気にせず食べちゃいます。
以上、スイカにまつわるお話でした。






