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社員ブログ

くま

12月12日、清水寺の舞台で発表された今年の漢字は「熊」でした。
投票総数189,122票のうち23,346票(12.34%)という重みのある数字が示すのは、
2025年という一年がいかに「野生との対峙」を強いられた年だったかという事実です。

なぜ、これほどまでに被害が相次いだのか。
そこにはブナの大凶作といった自然の異変に加え、
山を管理する人手不足や、不適切に残されたシカの死骸がクマの食性を変えてしまったという、人間側の活動が招いた側面もあるようですね。

私たちが目にしたニュースの裏側には、単なる「野生の恐怖」だけではなく、
人間が作り出してしまった歪みが隠されています。

クマの駆除に対しては、全国から多くの声が寄せられているとのこと。
しかしその一方で、私たちの生活を守るために、シカやイノシシといった他の動物たちが、
人知れず膨大な数、管理(駆除)されている現実はあまり語られていないんですよね。

特定の話題がクローズアップされた時だけ反応するのではなく、見えないところで起きている「命の管理」の実態にまで目を向けること。
それこそが、2025年の混乱から私たちが学ぶべき教訓ではないでしょうか。

2026年、真の共生を見つめて
「かわいそう」という感情も、「怖い」という恐怖も、どちらも嘘のない人間の本能です。
しかし、感情だけで動くのではなく、なぜこの事態が起きたのかという「根拠」を
冷静に知ることが、本当の意味で自然を尊重することに繋がるではと考えます。

2025年の漢字「熊」。この一文字は、私たちが豊かな自然とどう向き合い、
どう責任を持って境界線を守っていくべきかという、
非常に重く、そして大切な問いを投げかけているのではないでしょうか。