最近の映画
近年、劇場で公開される大作映画の「上映時間の長さ」が話題になることが増えているようですね。
アニメ大作『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』
こちらは155分、
実写大作『国宝』
こちらは175分
長時間にわたる作品が大ヒットを飛ばし、映画館の活況を支えています。
長尺映画につきまとう「漏れちゃうぞ問題」がありますね。
米国では、漏れてしまった方が、他の観客から暴行される事件が発生したとのことも聞きます。
(膀胱が耐えられなくて、暴行を受ける羽目になったのです)
さて、膀胱が満タンになる問題への解決としてボンタンアメが有効という噂がでてきてますね。
コンビニのレジ横で大量販売してたりしてます…。
この説の流布の背景には、ボンタンアメや大福に含まれるもち米由来の糖質が一時的に血糖値を上げ、
体内の水分を細胞内に留め、尿の生成をわずかに抑える可能性があるという推測があるようですが
まぁ医学的な根拠は明確に証明されていないようで…。
*あくまで「お守り」として、上映前の水分・カフェイン摂取を控えるなどの基本的な対策と併せて試すのがよさそうですね。
ちなみに、過去の有名どころの映画では
七人の侍
⇒ 3時間27分
ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(劇場版)
⇒ 3時間21分
だったらしいです。
なお「長い映画」のプロ、インド映画では
様々な文化的背景により上映時間が長くなる傾向があるようです
1. 映画館は「涼を取る場所」
貧富の差が激しいインドでは、多くの人が家にエアコンがない。
だから、映画館は暑い日でも安く、ずーっと涼んでいられる「快適な場所」って側面があるらしい。
お客さんは、せっかくお金を払うなら長い時間いられる映画の方が「得!」って感じで好むっぽいようです。
2. エンタメの「フルコース」を求める文化
インドは、映画にドラマ、アクション、恋愛、そして歌とダンス(ミュージカル)まで、エンタメ要素を
全部てんこ盛りで期待する傾向がある。
すべて盛り込むため、自然と上映時間は長くなるようで。
3. 途中休憩の文化
長尺が基本であるため、インドの映画館は休憩があるとのこと。
この休憩があることで、長尺でも「漏れちゃうぞ問題」が発生しないっぽいです。
長尺映画の流行は世界的な流れですが、
その背景には、コンテンツの豪華さだけでなく、
各国の文化や観客のニーズが密接に絡み合っているのでしょう。