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社員ブログ

冷蔵庫

先日、キッチンで作業をしていると、ふと聞きなれない音がすることに気づきました。
「カラカラ…カラカラ…」普段の冷蔵庫の「ブーン」という低い動作音とは違う、
何かがぶつかっているような甲高い音。

最初は気のせいかと思いましたが、耳を澄ますと確かに冷蔵庫から聞こえてきます。
まさかと思い、扉を開けてみると、音が止まる…。そして閉めると、また「カラカラ」…。

これは、もうダメかもしれない…。

「カラカラ音」の正体は?と思い調べて分かったことですが、
冷蔵庫から「カラカラ」という音がする場合、
多くは内部の冷却ファンに霜や氷がぶつかっているか、
ファンのモーター自体が劣化していることが原因のようです。
特に、扉を開けると音が止まる場合は、ファンが原因の可能性が非常に高いとのこと。
つまり、うちの冷蔵庫は、冷気を循環させるための心臓部が悲鳴を上げていたということなのです。
買ってからもう8年くらいなのですが、寿命なのでしょうか…。

残念ながら買い替えるしかありませんね。
ネットで最新の冷蔵庫を調べ始めると、今の冷蔵庫は省エネ性能も高く、何より冷凍室が広い!と、
新しい冷蔵庫への期待がどんどん膨らんでいきました。

しかし、そこで頭をよぎったのが、古い冷蔵庫の処分方法です。
新しい冷蔵庫を購入するお店で引き取ってもらうのが一般的ですが、
その際に必ず発生するのが**「家電リサイクル料金」**です。

意外と知らない?家電リサイクル法家電リサイクル法は、
私たちが出す不要な家電から、鉄やアルミ、銅などの有用な資源を再利用するための法律です。
冷蔵庫、エアコン、テレビ、洗濯機の4品目が対象で、
古い家電を処分する際には、消費者がこのリサイクル料金を負担することになっています。
そして、このリサイクル料金とは別に、お店から回収場所まで運ぶための**「収集・運搬料金」**も別途必要になります。

我が家の冷蔵庫は大型なので、リサイクル料金だけで数千円、
これに収集・運搬料金が加わると、合計で1万円近くかかることも珍しくありません。
新しい冷蔵庫の購入費だけでも大きな出費なのに、さらに処分費用まで…
正直、予想外の痛手でした。

「カラカラ」という音から始まった我が家の冷蔵庫トラブルは、
新しい冷蔵庫選びと、家電リサイクル料金という現実を突きつけられる旅になりました。
エコのため、そして未来のためには必要な出費だと頭では分かっていますが、
やはり財布には厳しいものです。でも、この出費を乗り越えれば、冷えが悪くなった古い冷蔵庫から解放され、
冷たい飲み物や新鮮な食材をいつでも楽しめる新しい生活が待っています。
今はその日を心待ちにしながら、新しい相棒を探しているところです。