年賀状
2020年も終盤に差し掛かり、2021年も近づいてきました。
新年といえば、年賀状。
最近はメールやSNSの発達により、
年賀状文化も衰退し、発行枚数も年々減り続けているそうですが、
今冬は例年より売上がアップしているそうです。
コロナ禍で帰省を控える人が多い中、
年賀状で挨拶をするといった方が増えている影響のようです。
さて、年賀状ですが、こんな書き方はNGというのがあるのですが
ご存じでしょうか?
いくつかNG例を紹介します。
〇略式の賀詞
賀詞は文章で書く場合と漢字のみで書く場合がありますが、
漢字1文字、2文字の賀詞は、漢字4文字の賀詞を略したものになります。
略式のものだと敬意を含まないという理由から、
目上の方(上司、先輩等々)へ送る際の使用は失礼とみなされるようです。
〇賀詞の重複
「謹賀新年」と「あけましておめでとうございます」
は同様の意味です。
販売時から「謹賀新年」ってデカデカと書いてある年賀状に
手書きで「あけましておめでとうございます」って書いてしまうのは
ありがちですが、NGです。
〇句読点を入れる
年賀状には句読点をつけないというのが、正式な形とされています。
年賀状に限らず、慶事の挨拶状や表彰状等は、「喜ばしいことは区切りなく続いた方が良い」
という意味合いから、句読点を用いない方が好ましいとされるようです。
〇去年は使用してはいけない
去年の「去」は忌み言葉です。
なので年賀状では昨年・旧年と表記しますね。
他にも「枯」「衰」「破」「失」「倒」「滅」
「無」「別」「帰」「終」「切」「忙」
なども使用を控えるべき言葉です。
年賀状を書く際はお気をつけください。