自転車で房総半島を一周 in 2015
第3システム事業部の木口です。
去る2015年2月某日に自転車で房総半島を一周してきたのでその時の内容をUPします。
一年前のをなぜ今に?
それは、2016年1月某日も行ってきたからです。
2015年…ママチャリで2泊3日
2016年…ロードバイクで1泊2日
自転車旅行を考えている方は参考までに。下は2泊3日で行った時の自転車です。
【1日目】
朝、出発前に2日分の宿泊宿の予約を取りました(出発は7時30分くらい)。
一人旅で事前に宿をとる事はしたことがなかったのですが、温泉に入りたかったのと、もういい年なのであまり無茶なのは辞めようかと。
館山には9年くらい前に自転車でいったことがあるので大体大丈夫だろうという気持ちで行きました。
降水確率60%位なので割と行けると思っていたのだけど全然ダメでした(過去20回位の自転車旅行では一度も雨に降られてなかったので)。
何のお店もない道中にかなり降られてびしょ濡れに。
コンビニでカッパを購入するまでの1時間、滝行のような苦行を続けました。
体温低下に伴う気力体力の消耗、雨で路面が悪くなっていく中での走行。
特に山道に入って側道がほぼない状態での走行はかなりきつかった。自転車の車輪が滑るしトラックの圧力が怖いし。
雨が上がった時が何よりの感動で↑写真を一枚。
最後宿までちょっと迷いましたが18時過ぎくらいに到着。走行距離は大体130km位。
夕食はホテルでパスタ食べました。
そこ以外飲食店は一切ありません(コンビニは一番近くても10km離れてる)。
折角館山まで来たのに駅から相当遠いのが難点でした。
ホテルで「お車の番号をお願いします」と聞かれ「自転車」でと言った時にスムーズに「ではこちらで」と対応してくれました(従業員用の駐輪場に連れて行かれ、館山の自転車と同化する)。
【2日目】
前日の疲労もある中、想定走行距離は160km(これは無理なんじゃないかと…)。
初コースという事もあって、スマホの地図ナビゲーションを使用しました(これに大分救われる)。
第一チェックポイントの勝浦までの70km位、朝6時にチェックアウトし比較的車が少ない中を飛ばす。最初に見つけたコンビニでひとまず食糧を購入。
道中向かい風、山道のアップダウンで大分体力を消耗。
館山~勝浦はトンネルの脇に歩行者用トンネルがあったのでかなり救われる(自転車での移動で、一番嫌なのがトンネルです。狭くて暗い中でトラックに挟まれるのが精神的にかなりつらい)。
スマホの地図ナビゲーションにて行程が間違えていないことと、先の経路が確認できたので一安心。
勝浦についたのが11時くらい。スマホのナビゲーションで電池を消耗しているため乾電池式の補助バッテリーをコンビニで購入する。
あと約90km、この先がアップダウンの激しい山道だったら大分雲行きが怪しい。
ところがここから先は平坦で、自転車と歩行者が通れる十分なスペースがあるコースに恵まれました。
道中、お天気雪に見舞われるも「でも雪でしょ」くらいの感覚で突っ切れる。
海沿いの景色も良く快適なサイクリングができました。
なんとか18時前には到着(朝に思っていた時間よりも全然早い)。
日没を露天でみれなかったのだけ残念。
何はともあれ房総半島一周コンプリートです。
この日は道も天気もよかったので長距離でも気分がよかった(途中雪が結構降ったけど、昨日ずぶ濡れになった自分からしたら可愛いもんです)。
昨日、今日とオーシャンビューの温泉宿でしたが日没後のチェックイン、日の入り前のチェックアウトだった為、まだ宿からオーシャンビュー見れてません。
明日は帰るだけなので、ゆっくりチェックアウトで明日こそ。
2日目の宿泊先で「お車の番号をお願いします」と聞かれ「自転車」でと言ったら「!?(えっ…)」といった表情。
俺「そこら辺に止めといていいですか」
受付「いえ、盗まれますのでホテル内で保管します」
俺「いや、大丈夫だと思います(流石にこれは盗まれませんよ)」
受付「いえいえ、ホテル内で」
俺「じゃあお願いします(絶対盗まれませんよ)」
受付「(かご付自転車をホテル内へ)」
(なんかすみません…)
【3日目】
帰るだけなので朝10時のチェックアウトまで温泉入ったりとゆっくりする。
やっとオーシャンビューを堪能しました。
自宅まで80数kmなので、余裕だと錯覚している。
昨日、地図アプリに大分助けられたのでこれをフル活用する。
モードが「車、電車、徒歩」とあるので、徒歩を選択する。
徒歩にしたら、いきなり田んぼの真ん中を突っ切るとかの難題をつきつけてくる。面白いのでこれに全面的に乗っかることにしました。
おかげで、佐倉位までは退屈せずに裏道を堪能することができました。
17時くらいに帰宅して終了。
三日間を通して出た答えは
「雨の日に自転車に乗ってはいけない」
という事です。冬は特に危険が伴います。
もう自転車旅行はいいやと思いつつ2016年