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社員ブログ

Firefoxアドオンについて

クラウドシステムソリューション事業部の松永です。
既に1月も中旬になってしまいましたが、今年もよろしくお願いいたします。


さて、今回私がテーマにするのはFirefoxのアドオンに関してです。
Firefoxというブラウザではアドオン(拡張機能)をインストールすることで、ブラウザに色々な機能を追加することができます。
また、アドオンはユーザが自由に作成することができます。

私も個人的にアドオンを作成・公開しているのですが、最近はその修正に追われています。
というのも、Firefox 43から公式の Firefox アドオンサイトに登録したもの以外、使用できなくなったからです。(詳細:Firefox のアドオン署名 | Firefox ヘルプ
一応何か月か前から事前に告知されてはいたのですが、私の公開しているものは業務で作ってるわけでもないので、あまり時間を割けずに今に至っています…

そんなわけで公式サイトに登録しなければいけないのですが、登録には審査が必要となっています。
一応ソースコードの自動審査があり、それに通れば登録できるそうなのですが、私のアドオンは審査が通らず修正が必要な状態ということで、今回はそのjavascriptの問題点を紹介しようと思います。

○innerHTML を使用してはいけない
セキュリティ的な問題で、innerHTMLでそのまま記述することは許可されていないようです。
createElement と appendChild などを使用することで回避できます。

○グローバル変数の使用をなるべく避ける必要がある
こちらは他のアドオンとの競合を避けるためです。
1個も使用してはいけないということではなく、見る限りですが、他の登録されているアドオンとの競合がなければ大丈夫そうな感じです。
ただし今では使用していることは稀かと思いますが、自動審査の際にwith文が無視されるようなので、withを使わない形に書き直す必要があります。

使用したい人のみ使用すれば良いと思っていたので今まで未署名のまま公開していましたが、
最近色々起こっているセキュリティ問題を考えると、普段からそういう部分まで考えておく必要がある時代になったということでしょうね。