Javaの発展と技術者としての認識
クラウドシステムソリューション事業部 鈴木です。
日頃開発で使用しているJavaについて、
少し現在の状況について調べてみました。
参考:http://codezine.jp/article/detail/8629
Javaも今年で20年になるんですね。
さて、現時点でのJDKの最新バージョンはJDK8 Update40になるのですが、
今後、今年後半にJDK8 Update60がリリースされ、
来年には、JDK9がリリースされるようです。
JavaEEに関しても、JavaEE8が来年のどこかでリリースされる予定のようですね。
また、IoTなど、組み込みに関しても今後のJavaの発展に期待ですね。
ところで、技術者の皆さん開発の現場において、この定期的にJavaのバージョンがアップされていく中で、どれだけ、そのバージョンアップについていけていますか?
というのも、今の現場でのJavaが遥か昔のバージョンであり、
新たにフレームワーク、ライブラリを追加するのにも最新のものを
使用することができないこともしばしばという状態だったりします。
ちなみに最新Java8の使用率は国内では16%程度のようです。
参考:http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20150331_695465.html
そして、Java7以前というのも44.1%もあるという。※利用していないも含み
そして、自分も44.1%の中だという。
ちなみに、上記参考サイトでも記載されているが、
Java7のサポート終了が2015年4月30日で終了するというのにも関わらずにだ。
Java6、Java7と結構なセキュリティホールが存在しており、
その解消方法に関しては、Javaのバージョンアップでしか解決できないときている。
ところが開発現場ではどうしても、過去の作り上げてきたJavaでの開発遺産がある以上、バージョンアップには手を付けたがらないのが実情ではなかろうか。
ですが、日本オラクルでは、Javaアップデートの影響を調べてくれるサービスが存在しているようで、これを利用して、Javaのバージョンアップを検討してみるのもありではなかろうかと思う今日この頃でした・・・
参考:http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/040801228/