メニュー

社員ブログ

雷獣と害獣

先日、夜中にコンビニに行こうかと近所を
歩いていたら見たことのない動物に遭遇しました。

たぬきっぽいけど、
たぬきにしてはホッソリしてる。
イタチっぽいけど、
イタチにしてはちょっと太い。
ニョロニョロと長いしっぽを振りながら
すばしっこく移動しています。

顔を拝見すると鼻から額にかけて
真っ直ぐな白い模様が・・・。

そう、動物の正体はハクビシンです。
実物を見るのは初めての経験でした。

写真に収めたかったのですが、
動きが俊敏すぎて失敗に終わりました。

※写真がないのでフリー素材の絵をのせておきます。


飼いハクビシンかな?と思いましたが、
調べてみると野生のハクビシンっぽいです。

どうやら意外にも都心部にも結構な個体数がいるようで
全国的に見ても沖縄以外すべての
都道府県で目撃情報があるようです。

えっ!? そんなにいるの?
そもそも日本古来からの在来種なのか外来種なのか気になり
追加でネット調査したところ・・・。

【調査結果_1】
 外来種か在来種であるかについては諸説があり未だ断定されていない。
 外来種であるという説・・・。
  ①国内でジャコウネコ科の化石が見つ かっていない
  ②戦前から戦後にかけての毛皮需要の際に輸入・飼育されていた 時期がある事
 在来種であるという説・・・
  ①江戸時代の書物に雷獣として描かれている
  ②日本の個体の頭骨計測値、形態学的特徴が海外の個体と異なる

えっ!?雷獣??
急にファンタジーっぽくなったな。なんだこれ。

気になるので、さらに調べました・・・・・・・。
【調査結果_2】
 各種古典に記録されている雷獣の大きさ、外見、鋭い爪、木に登る、
 木を引っかくなどの特徴が実在の動物であるハクビシンと共通すること、
 江戸で見世物にされていた雷獣の説明もハクビシンに合うこと、
 江戸時代当時にはハクビシンの個体数が少なく
 まだハクビシンという名前が与えられていなかったことが
 推測されるため、ハクビシンが雷獣と見なされていたとする説がある。
 (wikipediaより)

※昔の雷獣の絵



おぉ、私は雷獣と遭遇したってことか・・・。

さて、ハクビシンですが、
実は色々と人間の生活に支障をきたすことがあるそうです。

家に住み着かれると。
 ・屋根裏からと足音が聞こえる。猫のような鳴き声がする。
 ・食べ物を持ち込み、寝床を作り、糞尿もそこでするため家屋が傷む。
 ・寄生虫やノミダニなども発生し、人間にも健康被害がでる。

雷獣ってより、害獣みたいです(><)

色々と被害もでることがありますが、
野生鳥獣は鳥獣保護法により許可なく捕獲することはできません。
被害にあった際は専門の業者に依頼しましょう。