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社員ブログ

ウナギ

昨日はうなぎを食べるのが推奨される日でしたね。
土用の丑の日です。

土用とは、「季節の変わり目の約18日間」のこと。
なので年4回あります。
この期間中の丑の日を土用の丑の日を呼ぶそうです。

今年、2022年は
7月23日(土)、8月4日(木)
の二日となります。
ということで、23日には私もウナギを食しました。
美味しかったですね。元気になった気もします。

暑い時期を乗り切るために、栄養価の高いウナギを食べる」
という習慣は万葉集にも示されているようですね。
確かに、ウナギはビタミンA、B、E、Dなどの栄養が豊富。
特にビタミンAは、ウナギを100グラム食べれば
成人一日に必要な摂取量に達するとのこと。

ちなみに、平賀源内が「土用の丑の日」ってのを
発案したって説が有名ですが、現在、特に明確な資料はないそうです…。

さて、ウナギを食べていると、
よく頭に浮かぶのは食べ合わせ問題。
昔、よくウナギと○○は一緒に食べると身体に悪いとか言われてきました。

これを機会にちょっと調べてみると。
・ウナギと梅干
ウナギは江戸時代から高級品であったため、
「取っておいて後で食べよう」というケースが多かったよう。
とっておいた結果、腐ってしまうこともあるようで
腐っているかの判断は、味や香りでするしかありません。
大抵の食べ物は腐ると酸味を帯びるため、
酸味のある梅干しと一緒に食べると、ウナギの腐敗に気づきにくい…。
よって、ウナギと梅干しは食べ合わせが悪いってことになっているようです。
栄養学的には問題ないとのこと。

・ウナギまたは天ぷらとスイカ
脂分の多いウナギ、天ぷら⇒消化が悪い
スイカ⇒水分が多い⇒胃酸が薄まってしまう
結果的にウナギ、天ぷらの消化が悪くなる…という理屈らしいですが
スイカはいくら水分が多いとしても、よっぽど大量を食べないと
胃酸が薄まるほどにはならないようで…。
要は脂っこいもの食べた時に、水分を多量にとるとよくないってことっぽいですね。

逆に、食べ合わせが良いものは…。
・とんかつとキャベツ
とんかつは脂っこいため、
脂肪の吸収を抑える食物繊維を多く含むキャベツと一緒に食べると、
胃に負担がかかりにくいとのこと。
栄養学的に言えばキャベツではなくても食物繊維が
豊富な食材なら良いらしいです。
まぁとんかつには大体キャベツついてるのでキャベツ食べましょう。